映画 スピッツ・オブ・ジ・エア
2020年2月28日に公開される映画「スピリッツ・オブ・ジ・エア」について今回はご紹介していきたいと思います。
この度の公開は約30年ぶりであり、16mm撮影ながら2Kスキャンによるデジタル・リマスターでの鮮烈な映像でお楽しみいただけます。
本作は、『クロウ/飛翔伝説』『アイ、ロボット』『キング・オブ・エジプト』などの作品で知られる、エジプト出身の映画監督アレックス・プロヤスのデビュー作。
初公開時オーストラリア・アカデミー賞の最優秀美術賞・最優秀衣装賞にノミネートされるなど本国では高い評価を得るも、プロヤスが無名だったからか、オーストラリア以外ではほとんど公開されませんでした。
日本では、1990年開催の第1回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて上映され、審査員特別賞を受賞しました。
この際の審査員を務めたのは、ジョン・ヴォイト、アンジェリーナ・ジョリー、ジョゼ・ジョバンニ監督、相米慎二監督、根津甚八、竹中直人という錚々たる映画人たち。翌年1991年には正式に劇場公開され、その後VHSは発売されたものの、DVDやブルーレイ化はされず“失われた作品”として存在感を高めてきました。
本当にいい作品は必ずどこかで評価される時がくるのですね、きっと。。
あらすじ
赤い砂漠と紺碧の空の間に林立する巨大な十字架とぽつんと佇む一軒家。そこに住む足の不自由な兄フェリックスはこの場所ではないどこかへ飛び立とうと、飛行機づくりに明け暮れている。一方、偏執的な気質を持つ妹ベティは死んだ父の墓を守ることに執着している。茫洋であるのに隔離された二人だけの世界に、スミスと名乗る奇妙な逃亡者が現れる。
キャスト
監督・脚本:アレックス・プロヤス
フェリックス:マイケル・レイク
スミス:ザ・ノーム
ベティ:ライズ・デイヴィス
*今回はキャストの方のお写真を英語で探しても見つけられなかったので、当時のスピリットオブジエアのお写真をお借りしてきました。すみません。
まとめ
2020年2月28日公開のスピリット・オブ・ジ・エアについてまとめてみました。
キャストさんの写真が探せなかったことが気がかりですが・・・笑
約30年ぶりに公開ということで、この幻のファンタジー映画が今の画質で見られるということで期待が高まりますね。
どうして今なんだろう?という感じもしますが、楽しめるものは楽しんでおきましょう。笑
ファンタジー映画がお好きでない方も是非一度ご覧になってみてください!
みなさん劇場へ足を運んでみてください!