映画 ロングデイズ・ジャーニーこの夜の涯てへ
中国の新世代監督ビー・ガンの第2作。この監督の初監督作品は「凱里ブルース」でとても注目を集めました。
この作品は自分の過去をめぐって迷宮のような世界をさまようことになる男の旅路を描いた作品です。
そしておもしろいのが、途中に3Dのワンシークエンスショットが入るという演出があり、物語の中盤で主人公が映画館に入り、現実と記憶と夢が交錯する世界に入り込むと同時に、私たち観客も3Dメガネを装着し、その世界を一緒に追体験することができるという仕組みになっているんです。
・・・めちゃくちゃおもしろそうじゃないですか?
ちなみにこの作品、
中国ではたった1日で、41億円の興行記録を樹立したんです。
それぐらい後半60分のこの3Dの世界が斬新で未知の体験となるのではないでしょうか。
あらすじ
ルオ・ホンウは、何年もの間距離を置いてきた故郷・凱里(かいり)へ、父の死を機に帰還する。そこでは幼馴染 白猫(パイマオ)の死を思い起こすと同時に、彼の心をずっと捉えて離れることのなかった、ある女のイメージが付き纏った。彼女は自分の名前を、香港の有名女優と同じワン・チーウェンだと言った。ルオはその女の面影を追って、現実と記憶と夢が交錯するミステ リアスな旅に出る、というものです。
キャスト
ファン・ジュエ
タン・ウェイ
公開日はいつ?
2020年の2月28日に劇場公開です!!全国で順次公開です!
あと3ヶ月ほどですが今から予定にいれておきましょう!
ビー・ガン監督とは
2013年の短編作品「金剛經」(Diamond Sutra)が第19回香港IFVA賞ニューフェース部門特別賞を受賞。
2015年『凱里ブルース』(路邊野餐)で長編デビュー。
同作が国際的にも高い評価を獲得し、第68回ロカルノ国際映画祭新進監督賞、仏・第37回ナント三大陸映画祭熱気球賞、台湾・第52回金馬獎最優秀新人監督賞を受賞するなど、多くの映画祭に招待され、世界各国で公開されるに至りました。
長編第2作目となる本作では、ウォン・カーウァイの『欲望の翼』、タルコフスキーの『ストーカー』、デヴィッド・リンチの『マルホランド・ドライブ』、ヒッチコックの『めまい』などの映画作家とその作品との共通点を指摘する批評家が続出し、中国新時代の潮流の中にあって、その旗手的な存在として大きな注目を集めています。
これまでに中国本土では短編2作・長編2作が公開されています。
これからのご活躍にますます期待ですね。
まとめ
2020年2月28日日本公開のロングデイズ・ジャーニーこの夜の涯てへについてまとめてみました。
中国で41億を1日でって恐ろしいですよね。人口多いですけども。笑
私はこれ絶対に見に行きます!!
映像が美しいっていう声が結構あったので注目したいですね。
ぜひみなさんも映画館でみてください!