自分が嫌いなのはなぜ?
こんにちは、mirukeyです。
皆さんは自分が自分であることに満足していますか?
自分が自分でいいと思えて、価値のあるものとして受け入れること。
これが自己肯定感なんですね。
自己肯定感についてはこのブログでも取り上げていますが、心の健康の為にはこの自己肯定感が欠かせません。なので何度でも取り上げていきたいと思います。
心の免疫力はこの自己肯定感からきています。
自己肯定感が低い時、私たちは些細なことでも傷ついてしまったり、出来事への対処ができなくなってしまったします。
さらに気分が憂鬱になってしまったり悲観的、消極的になってしまったり、過食症や拒食症、そして人間関係にまでも影響を及ぼしてしまうんですね。
自分を好きになりましょう、というところまでいかなくても、ありのままの自分でいい、受け止める、ということができるのがベストかなと思います。
自己肯定感が低い時の症状
自己肯定感が低い時には主に3つの症状があります。
☑️心が傷つきやすくなる
自己肯定感が低い時には些細なことでも傷つきやすくなります。
ラインやメールの返事がこないだけでとっても悲しくなってしまったり、対人関係や仕事で少しミスをしてしまっただけでかなりの傷をおってしまったりします。
自分に自身がある時には多少のことでは傷つかないんですよね。
そして自分なんか・・・と思っていると本当に心の耐久性が弱ってしまって追い詰められ立ち上がれなくなったりします。
自己肯定感が高い方が心が打たれ強いという研究結果も実際に出ているそうです。
自己肯定感が低いと、他人に拒絶された時に脳にかなり大きいダメージがでるとも検証されています。
その結果、また拒絶されるのを恐れてしまって、他人との間に壁を作ってしまったり、自分の世界にこもってしまったりするんですね。
とっても辛いし寂しいですよね。
☑️ポジティブな言葉や行動を避ける
自己肯定感が低い時にはポジティブな情報を受け入れられなくなってしまうんですね。
自分なんか、と思っているので他人が褒めてくれても信じられないですし、楽しいことがあっても悲観的になってしまい、そこに行こうとも思えなくなってしまいます。
ただこのポジティブな情報や行動を避けてしまうと、さらに自己評価や気分が下がってしまい悪循環になってしまいます。
☑️いやなことを我慢してしまう
これは人間関係において特に顕著に現れてきます。
いいように扱われているのに、不当に扱われているのにそれ受け入れてしまう。
「こんな自分なんかと仲良くしくれるから、こんな自分と付き合ってくれるから。」
「友達がいないよりましだから、恋人がいないよりましだから・・・。」
自己肯定感が低いと一方的に損する関係でもそこから逃げ出すことができなかったり、人に嫌われたらどうしようという思いが強すぎて何も言えなかったり。
自分も以前は本当にこの典型的な例でした。笑
一回り上の女性たちにATMにされていたり、一方的に損する異性関係であったり。
本当にここに書いている通りでした。
嫌われたくない、こんな自分でも必要としてくれる人がいる。
自分の意思や意見がどこにもないのにそんなのおかしいとも気づけませんでした。
まさに「自己肯定感が低い状態」でした。
さてこれらに当てはまる方がもしいらっしゃったら今すぐ今日から自己肯定感を高めていっていただきたいです。
そんな生きづらい世界で、辛い思いをするのはもうやめましょうね。
本当の自分の心はとても疲れていますし、傷ついています。
これらの対処法についてお伝えしていきたいと思います。
手当の方法
早速見ていきましょう!
☑️自分に優しい言葉をかける
他人から言われた言葉や評価をあなたはどれぐらい自分のこととして受け止めていますか?
あの人にこう言われたから私はこうなんだ。この人がこういうから私はそういう人間なんだ。
他人の意見であなたがこういう人というレッテルが貼られるのはおかしいことなんです。
本当のあなたはどんな人でしょうか?どんな深い優しい、誠実な自分も持っていますか?
そんなことは他人にはわかりませんよね?
だったら自分が知っている本当の自分が自分なんだ、とまずは思ってくださいね。
そしてこの優しい言葉をかける。
自分に優しい言葉をかけることで心の免疫力は高まります。
自分に優しくすると憂鬱な気分が減る、という研究結果が出ているほどです。
誰になんと言われてもあなたがあなたにまずは優しくしてあげてくださいね。
もし、自分の嫌な出来事を友人が自分に話してきたとしましょう。
どんな言葉をかけますか?そんな冷たい言葉をかけないですよね?
それと同じ言葉を自分にも毎日かけてあげてください。
あなたはそのままで充分素敵なんです。価値があるんです。
もっともっと優しくしてあげてくださいね。
☑️自分の強みやいいところを確認する
自己肯定感が下がっているときほどこれは難しくもあり、効果的でもあると思います。
どんな人にも少しは強みやいいところはあります。
「嘘をつかない」
「人を傷つけたりしない」
「字が綺麗にかける」
「歯が綺麗」
「たくさん寝れる」
なんでもいいんです。
現実としてあなたの強みをもう一度確認し、受け入れてみてください。
☑️ポジティブな評価を受け入れる
個人的にはこれだけが最後まで本当に難しかったです。
ただ、受け取り上手になると格段に人間関係もよくなります。
自己肯定感が低いと、褒められたり評価されてもそれを受け取ることができません。
ただ、逆の立場で考えて友達や恋人を本当に自分がいいと思って褒めた時に、「いや、自分なんかそんなんじゃないし。本当に思ってないでしょ?」など思いっきり拒絶されると逆にへこみますよね?
特に、恋愛関係では自分がしたことを相手が受け取ってもらうことが大事になります。
こういった褒め言葉や評価は受け入れていく方が結果的によくなっていきます。
そのために、過去に褒めらえれたことや評価されたこと、見た目や中身、これもどんな些細なことでもかまいません。
例えば、私は見た目では歯が綺麗以外では褒められたことがないのでそこだけは受け取っています。笑(お金かけて直してます。笑)
私は歯が綺麗なんだ。
あとは親がよく毎日ピアノや筋トレが続けられるね、と言ってくれるので継続できる。
・・・それぐらしかありませんが!笑
どんな些細なことでも構わないのでこれも確認してみてくださいね。
☑️自分を好きなれるようにする
これは自己肯定感が皆無の状態では難しいかもしれませんが、自分のコンプレックスやできない自分を好きになれるようにすることも大切です。
それにはきっとある程度の「意思力」が必要となります。
この意思力は毎日つかいすぎると減っていきます。
朝ごはん何にしよう、今日は何の服を着よう、そんなことでも消費してしまうんですね。
私だったら、自分を好きになれるようにするために筋トレと食事管理と勉強を継続してしたいと思っています。
ということはそこの部分で最高の意思力が発揮されないと継続できないんですね。
なので他の部分で意思力をなるべく使わないようにしてます。
例えば上司に怒りそうになって止めたら、家に帰って暴飲暴食してしまった。
これは怒りを止めるとこに意思力を使ってしまっているので、食事管理まで意思力が残っていないんですね。
意思力は本当に少しずつしか鍛えていけないことではあるので簡単なことからしていくことで強くなっていくと思います。
おすすめの本
今回は自己肯定感についての本をピックアップしたいと思います。
私はこの人がいれば安心する、とかこの人に相談するとよくなる、というのがない代わりに、この本に出会えてとてもよかった、この本を読めば何度でも立ち上がれる、というものが多いんですね。
この2冊は自分のことを何度でも救ってくれる本です。付箋貼りまくってベッドに置いてるぐらい大切な本です。
誰かの心をまた救ってくれるはずです。
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☑️本書で学べること
・自己肯定感を高める具体的な方法
・様々な自分の心の傷への対処方法と具体例
・ 人間関係、孤独、トラウマ、失敗、挫折への対処方法
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これも私のお気に入りです。ネットでワークシートが印刷できるので印刷して使っていました。
今うつのお父さんにも進めてお父さんも実践しています。
☑️本書で学べること
・様々な観点から自己肯定感を高めるためのワークができる
・それを具体例やなぜ、ということまで知ることができる
・どんなタイプの人にも当てはまるようなワークがたくさんある
まとめ
今回は自分が嫌いでどうしようもない時の手当の仕方、ということでまとめてみました。
今でも自分が嫌だなぁと思うことはたまにあります。
でも以前ほど、消えてなくなりたい、とかこんな自分が生きているのが申し訳ない、とかそんなことは全く思わなくなりました。
自己肯定感もはい、回復!みたいに一気に高まることはなかなか難しいと思うのでゆっくり取り組んでいくことがいいと思います。