などうつや双極性の方はもちろん、人生に対して自暴自棄になってしまうお悩みが解決できる記事を書きました。
私も、かつてはありえないぐらい人生に対して自暴自棄で、何もかもどうでもいい。
と思って全てが投げやりでした。
軽躁の時はとくに自暴自棄で、本当に何でもしてしまってました。
自暴自棄な自分と、とても真面目な自分、健康的な自分との間にいつもいて。
どれが本当の自分かわからないし、自分が誰かわからなくなってしまっていました。
「人生どうにでもなれ」
こう思ってしまうことは本当はとっても辛いことなんですよね。
今ではいろんなことを継続して元気に過ごしていますし、特に考え方の癖は戻らないように意識しています。
この考え方の癖を改善するだけで自暴自棄からも脱出することができます。
自暴自棄の改善への具体的な解決方法をご紹介していきたいと思います。
今日はワーク方式で一緒に取り組んでいきたいと思います!
では早速みていきましょう!
やめたいのにやめられないはこうして起こる
やめようと思ってもやめられない。
ネガティブや自己否定をやめたいのにやめられない。
うつ病の方はこう思うことはよくあると思います。
私もそうでした。
これは甘えでもなんでもなく、あなたの中で二人のあなたが戦っている状態なんです。
私たちは与えられた環境やストレスにより本当はこうしたいのに、違うことをしてしまっている、という状態になってしまうことがあります。
自分が二極化してしまうんですね。
本当は前向きに楽しい幸せな人生を望んでいるはずなのに、ネガティブ思考でどんどん自分が嫌いになってしまう現実。
痩せて綺麗な自分で楽しい人生を望んでいるのに食べたいがやめられない、そしてそんな自分がもっと嫌いになる。
こうして自分の本当の心がどれかわからなくなってしまいます。
極端に自分のことを「こうしなければ」と思いすぎてしまったり、
「自分が悪いから改善しなければ」と自分を責めてしまうと余計に反動でそれを壊してしまう自分が生まれてしまいます。
自暴自棄な自分と、本当はもっと健康で楽しい生活を送りたい自分。
この状態は自分自身が一番両極端に触れてしまうのでとても辛いです。
このときに、この「自暴自棄な自分」の方を責めてしまい、悪者にしてしまいます。
「やめられない自分が嫌い」
「いつまでこんなことを続けるんだろう」
「こんなはずじゃなかったのに」
「なんでこんな人生送ってるんだろう」
と、さらに自己嫌悪に陥ってしまいます。
ただ、そんなに自分を責める必要はないんです。
私たち人間は自分が許せないほどの弱さを持っています。
私たちは神様ではありませんし、機械でもありません。
どんなに完璧に見える人でも必ず弱さを持っています。
なのでまずは
「私は人間だから弱さを持っていていい。それがすぐにやめられなくて責めてしまってもいい。」
と、弱い自分ごと受け入れてあげてください。
そしてそんな自分を許してあげましょう。
私たちが変わりたい、変えたいと思った時に必要なのは「強制的なやめないと!」ということではなく
弱い自分を丸ごと受け止めてあげることなんです。
自暴自棄を止めるワーク
ではこの自分の弱さを受け入れてあげたところで早速ワークを行っていきたいと思います。
ノートとペンだけ用意してくださいね。
まずは、自暴自棄な自分と向き合っていただきます。
本当はこんなの嫌なのに。人生を壊してしまう。
それぐらい嫌になってしまっています。
ワーク1
「自暴自棄な自分」の悲しみを書き出してみましょう。
例えば、本当は食べたくないのに食べてしまってそれを考えるのに疲れた
前向きになりたいのに「どうせできない」と思ってできないのが悲しい
理想の自分になりたいのになれなくて疲れた
もっと楽しい人生を生きたいのに未来に希望が持てなくて辛い
相手を信じたいのに誰も信じられない
どんなことでも構いません。
続いて、健全に生きたい自分、と向き合っていただきます。
一生懸命頑張っているのに、自暴自棄な自分が全て壊してしまう。
結局うまくいかないんだ、って頑張っっている自分を絶望に追い詰めてしまっています。
ワーク2
「健全に生きたい自分」の悲しみを書きだしてみましょう
例えば、頑張っているのに自暴自棄な自分が邪魔するのがしんどい
変わりたい自分がいるはずなのに変われなくて疲れた
愛される努力をしているのに愛されなくて辛い、など。
どちらも本当の自分ですし、どちらもあなたが感じていることです。
不安や過去に否定されたことで、信じる気持ちがなくなってしまっていて
「自暴自棄」になってあなたを守っています。
ワーク3
どちらの自分も否定せずに「それぐらい辛いし苦しかったんだ」と様々な痛みや苦しみ、孤独や葛藤を受け入れて理解してあげてください。
自暴自棄になってしまうほど、傷ついて、怒っていたんだよね。
過去の傷が痛すぎて、前を向けなかったんだよね。
どうして自分はこうなんだろう、と自分の人生に納得できなかったんだよね。
未来に希望が持てないほどあなたは疲れてしまっていたんだよね。
自暴自棄な自分を受け入れてこうやって安心させてあげてください。
ワーク4
「健全に生きたい自分」にも完璧は求めず、ゆっくり歩んでいくことを伝えましょう。
すぐにできなくても大丈夫だよ。
今すぐじゃなくても、いつかあなたの頑張りは報われるからね。
完璧な人はいないからゆっくりやっていこうね。
いきなり極端に変えることはできないからね。
こうして自暴自棄な自分と健全に生きたい自分が自分の中で和解していくイメージを持ちましょう。
この二人が自分の中で統合すると目的に向かって少しずつ無理なく進んでいけると思います。
やめたいのにやめられない、という苦しみからも解放されます。
失敗しても大丈夫。
不安や投げ出したくなる自分以上に「こうなりたい」という思いを自分の中で抱きしめてあげてください。
揺らぐ自分を受け止めてゆっくり進んでいきましょうね。
まとめ
ということで今回は自暴自棄がやめたいのにやめられない、その解決方法についてご紹介してみました。
長い間自暴自棄で自分のことを適当に扱ってきた身体のツケが今きているので、
これからは毎日を丁寧に、ゆっくり生きていこうと思っています。
どうか皆さんもご自身のことを大切に生きて欲しいです。
今日の確認です!
メモ
・やめたいのにやめられないは本当の自分と責め過ぎてしまう自分が共存している
・まずはやめられない自分の弱さを受け入れ許してあげる
・そのあと自暴自棄な自分と健全に生きたい自分の悲しみを書き出す
・どちらも受け入れその痛みを理解してあげる
・健全に生きたい自分にも無理しなくていい許可をする
・最後に二つの自分が統合されるイメージでお互いを受け入れる
ということでした。
この記事があなたの役に立てば嬉しいです^^
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