・恋愛でうつ病になるの?
・恋愛でうつ病は治るの?
・恋人がうつ病だけどどうしたらいい?
今回の記事はこういった疑問をお持ちの方の悩みを解決できる記事となっています。
うつ病の頃付き合っていた自分の経験と、
治った今私がわかることを合わせてお伝えしていきたいと思います。
記事を読み終えると、現在うつの方、
うつ病の恋人をお持ちの方の今後の恋愛への理解を深めることができると思います。
それでは早速みていきましょう!
うつ病でも恋愛はできるのか
うつ病でも恋愛はできますか?という質問をたまにいただきます。
様々な意欲が低下する意味でいうと本人の状態次第にもなりますが、
結論からいうと普通にできます。
私はどれだけうつの状態でも結構恋愛はしていました。というか依存していました。笑
いくつかポイントがありますので順番にみていきましょう。
自己肯定感が低いため依存傾向が高まる可能性がある
これが私だったのですが、うつの時は自己肯定感が極端に低い状態にあると思います。
私なんか、、、と思っている状態なので、誰かに必要とされたい、
という承認欲求が無意識に高まっています。
なので相手にすごく依存してしまい、自分の価値が相手次第で変わってしまうんですね。
そして相手が自分から去ってしまうのが必要以上に怖くなってしまいます。
なので依存という形になってしまうんですね。
相手がその状態でも全然大丈夫、という方なら続きますし、
うまくいきますがそうでないと別れることになってしまったり、
それでさらにうつが悪化することもあるかもしれません。
逆に付き合う相手でよくなっていく可能性もある
これは本当に稀かもしれないですが、
「そのままのあなた」を受け入れてくれるような人であったり、
長く一緒に病気と向き合っていく覚悟がある方であれば可能性があると思います。
もちろん治療はしていただきながら、
ご自身にとっての暖かい居場所、支えてくれる人、
という存在であれば助けになることもあると思います。
ただ、全く傷つかない恋愛はほとんどないですし、感情が不安定な時は些細なことでも傷ついてしまいます。
それを踏まえた上でご自身も恋愛と向き合っていかれるのがベストではないかなと思います。
対策
もし治療中の方は治療を続けながら病気のことを相手に伝えるのがいいと思います。
そして、ご自身でも今はこういう状態だから相手に必要以上にいろんなことを求めてしまうのかもしれない、
と理解しておくことも大切です。
そしてもしそれを話して別れるような相手なら、あなたのことをその程度にしか想ってくれていないのかもしれません。
そんな相手ならこちらからさよならしてしまいましょう。
あなたのことはあなたが一番大事にしてあげて、それ以上に大切にしてくれる相手を選びましょうね。
自己肯定感が低い状態だと「必要としてくれる人」を選んでしまいがちです。
なのでどんなにひどいことをされても
私のことを必要としてくれるから、
という辛い関係になる方が非常に多いです。
特にそういう人を引き合ってしまう状態にあります。
辛いから抜け出せない。けど好きだから、必要とされたいから。。
そうなると余計に悪循環にはまってしまいます。
なので大事なのことなのでもう一度言います。
あなたのことはあなたが一番大事にしてあげて、それ以上に大切にしてくれる相手を選びましょうね。
恋愛でうつ病になるの?
これに関しては、一概に恋愛だけでなります!とは言い切れないのですが、可能性はあります。
自己肯定感が低い状態だと少しのダメージで崩れてしまう
というのも、先ほどもお伝えしたように自己肯定感が低い状態にあるので傷つくことや存在自体を否定するような言葉、
失恋などのダメージを自己肯定感が低い状態で受けてしまうと、そのままもう起き上がれないぐらいのダメージになってしまうんですね。
それでうつ状態になることはあると思います。
なのでご自身の状態と相互して恋愛でうつになることは全然ありえると思います。
うつ病の恋人の接し方
こちらもよく聞く質問です。
どうしたらいいのかわからない、死にたいと言われるから別れたい、などなどたくさんあります。
中途半端な好きではぶっちゃけ向き合っていくのは難しいかもしれません。
病気をわかったうえでも付き合っていきたい、という方はぜひ理解を深めていただきたいなと思います。
否定はNG
基本的に傷つきやすい状態にあるので、些細な相手を否定するような冗談でも深く考えてしまいます。
甘えてるの?頑張ってね、等現在の相手を否定するような言葉も人によってはしんどくなってしまいます。
私は頑張れ、という言葉がすごく嫌で、「こんなに頑張ってるのに、もっと何を頑張れっていうの?」と思っていました。
恋人の話を聞いてあげて、そうなんだね、今はそう思うんだね、と受け入れる姿勢が一番いいのかなと思います。
「死にたい」と言われたら、
「どうしてそう思うの?僕は死んでほしくないと思ってるけど今はそう思ってるんだね、辛いね。」
と受け入れてあげる形でお話を進めてあげてくださいね。
病気でその状態になっていることを理解してあげましょう
これはうつ病のご自身もすごく辛い部分にはなるのですが、
昔元気だったらその時のようになりたいし、本当はこんなはずじゃない、
と思っている方が多いと思います。
なので病気で恋人がその状態なんだ、ということを前提に、それを受け入れてあげることがとても大事だと思います。
なんでこんな態度するの?そんなこというの?人としてどうなの ?と思うことがたくさんあると思います。
それは本人が一番辛いし、本人が一番悩んでいます。
できればこんな状態から早く抜け出したい。みんなそう思っています。
なのでまずその状態であるのはうつ病のせいだということを理解してあげてくださいね。
ただ、あまりにも危害や生活に支障がきたす場合は共倒れしてしまうこともあります。
そうならないためにも、うつ病の恋人だけでなく、ご自身のケアもしっかりされてくださいね。
まとめ
今回はうつ病でも恋愛はできるの?ということで、
うつ病で恋愛をすることのポイントが少しでもわかっていただけたら幸いです。
最後にもう一度ポイントを確認しておきましょう!
メモ
・うつ病でも恋愛はできる
・自己肯定感が低いためよくない相手を選びやすい
・自己肯定感が低いときは恋愛でうつになる可能性もある
・うつ病の恋人への接し方は受け入れてあげることが大事
・病気のせいでそのような状態であることを理解してあげる
せっかく私たちは人間として生まれてきています。
恋愛は人生に必須ではないですが、私たちの経験や心を豊かにしてくれることでもあると思います。
なのでうつ病の方も、恋人がうつ病という方も今日お伝えしたことを頭の片隅に入れておいてくださいね。
理解が深まることで、これからの恋愛がよりよいものとなっていくはずです。
この記事があなたのお役に立てたら嬉しいです^^
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