様々な観点から考える鬱病の治し方
今回は自分の体験を元に様々な観点からうつ病の改善に取り組み、その効果があったものと、考え方をご紹介していきたいと思います。
✔️現在うつ病の方、疲れている方、何もやる気が起きない方
✔️まわりにうつ病の方がいる方
✔️少しでも元気になりたい方
まずうつ病は半分ぐらいは思考の癖と心の疲労がほとんどの場合が多いです。
思考の癖というのは生きてきた中であなたなりに構築してしまった他人からの負の情報のパターンのことが多いです。このパターンがあなたの自己肯定感にもとても影響を及ぼします。
そして自分の体験を元に作り上げてしまったそのパターンはなかなか崩すことができないんですね。
その自分の体験を元に構築してしまった間違った考え方の癖を直すだけで随分と生きやすくなると思います。
もちろんもともと持ち合わせたパーソナリティもあると思うので、間違った思考パターンを構築しても鬱にならない方もいます。
そして心の疲労についてですが、こちらは生活習慣とも深く関わりがあります。
生活の基本となるのは食事、睡眠、運動。
この3つを改善するだけで思っている以上によくなります。
私も生活習慣のことは以前はとてもバカにしていました。オールをして飲み歩いたり、毎日ほぼ朝5時に寝ていたり、好きなものを食べまくったり。
生活習慣の改善もかなり心の健康を助けてくれるのでこちらについても後ほど触れていきたいと思います。
まずこの思考の癖の治し方についてご紹介していきたいと思います。
思考の癖の治し方
思考の癖というとピンとこない方が多いかもしれませんが、わかりやすいのはネガティブ思考。これも自分が生きてきた体験を元に自分を守る為に構築されてしまったパターンなんですね。
不安や心配がとめられなかったり、どうせ自分なんかが幸せになれるわけない、自分なんか生きてる価値ない、自分に対しての否定的なイメージや考え方は全て自分で作り上げてしまった間違った思考の癖なんですね。
これらは自動思考、というご自身で何かを考える前に出てきてしまう思考まで落とし込まれています。すなわち潜在意識に刷り込まれてしまっているんですね。
そんなもの生まれてきてからずっとそうなんだから直せないし、私はこれで生きてきた。
と思われると思います。
まずそうやって生きるしかなかった、そういう自分を苦しめてしまう情報の中で生きてきたあなたを褒めて、受け止めてあげてください。
そう思うしかなかったよね。
大変だったね。
あなたにはその考え方しかできなかったんだよね。
そうさせたのはあなたのせいじゃないよ。
もう大丈夫だよ。
そして、その間違った思考をたどっていくとそう思ったはじめの瞬間はいつですか?
何をした時ですか?
誰に何言われた時ですか?
その時のことを思い出してください。
辛いことかもしれないですけど、できる範囲で思い出してください。
1つだけではないかもしれません。様々な人に言われた様々な言葉。
その時のあなたは深く傷つきましたよね。
そしてそう思うしかなかったあなた。
でもそれはあなたのせいじゃないですよね。
そして、その他人に言われた間違った情報は本当のあなたではないですよね?
あなたはそんな人ですか?
そのように生きてきた人ですか?
あなたにはたくさん価値があります。
あなたには他人に評価されるまではいかなかったけど、今までできたことがたくさんあります。
そんなあなたを認めてあげてください。
そして本当のあなたは間違った情報のように生きたいですか?
違いますよね?
ではあなたのなりたい姿を強くイメージしてください。
そしてあなたはなりたい姿でなりたい人生を送るだけの価値があります。
これからは他人からの間違った情報をあなたの中で採用せずに、自分のなりたい姿で自分の意見を採用して生きていっていいのです。
自己肯定感
このブログでは自己肯定感を高めることをとてもお勧めしているので何度もこのことについては触れたいと思います。
なぜ自己肯定感を高めることをおすすめしているかというと、自己肯定感を高めると生きてるだけで幸福感を感じられる度合いをあげることができます。
「ありのままの自分で生きていてもいい」、と思えることが大切です。
ありのままの自分で生きていてもいい+これだけ頑張った、で自分がしたことに対してもどんどん幸福度高まっていくんですね。
逆にいうと、自己肯定感が低いと、生きていてもいいと思えない+これだけ頑張った、になるのでどれだけ頑張っても+になることはなく、幸福感が得られなくなってしまうんですね。
この自己肯定感の高め方については別記事でも触れているのでそちらも参考にしてみてください。
自己肯定感をあげる簡単な方法。それだけで人間関係が変わり生きやすくなった。
食事
個人的にかなり今は重要視しているのが食事です。
私たち人間の体は口にするものでしか作られません。
その食べ物1つで私たちの体の状態は簡単に変わってしまいます。
個人的に鬱の改善に効果があった食事方法をご紹介します。
✔️血糖値の急な上下を作らないために炭水化物を減らすこと
✔️ジャンクフードや砂糖の多い食事を減らすこと
✔️牛肉を積極的に食べること
炭水化物や砂糖を取り過ぎてしまうと、血糖値が急に上がったり下がったりしてしまいます。その時に頭がぼーっとしたり、ずーっと眠たくなったり、突然イライラしたりします。
私は過食症だったので一生炭水化物や甘い物を食べてました。食べることへの罪悪感と、この血糖値の上下で余計に気分もしんどくなるんですね。
いきなり全部は無理だと思うので、一食だけ減らしてみる、砂糖が食べたくなったら違うお菓子を用意する、など代替え方法も効果的だと思います。
そんなのできたら苦労してないよ、と思うと思います。
一食ずつ少しだけでも変えていくことをお勧めします。無理な場合は積極的に牛肉を食べる、これだけ実践してみましょう◎
運動最強説
これは絶賛鬱です、という方には難しいかもしれませんが私が動けるようにまで少し回復した時に取り入れて一気に元気になったので強くお勧めしたいです。
運動することで脳とセロトニン神経を活性化させます。
運動の中でも効果的なのは、比較的単調な有酸素運動です。例えば、ランニングや水泳、サイクリングなどの単調に身体を動かし、長い時間継続する運動がそれにあたります。
そしてしっかり運動すると夜の睡眠の質も高まりやすくなるので、結果運動と睡眠で心身共にかなりの回復が見込めると思います。
はじめは20分ぐらいからされるのをおすすめします。10分では少し効果がみにくいので最低20分することをおすすめします。
そしてできれば運動する時は環境を変えることがいいと思います。家の中じゃなく外で、ジムで、公園で、どこでもいいので家じゃない場所でできるとベストです!
まとめ
今回は様々な観点からうつ病を治す方法についてまとめてみました。
本当にいろいろなことを試したなぁと今振り返ってみると思います。めちゃくちゃ試行錯誤の日々でしたね、試しては病み、試しては病み。笑
今辛い状況の方もたくさんいらっしゃると思います。少しでも気休めにでもなればいいなと思います。
まずはゆっくり休んでくださいね。